ジャスティン・デイビスは、N.Yのファッション界で活躍していたジャスティンデイビスが '96年に設立したRoyal Orderを経て'01新たにスタートさせたブランドです。元々A&Gの別ラインのブランド「LION HEART」に携わっていましたが、その後王室をイメージしたシルバーアクセサリーブランド「ROYAL ORDER」を手がけ、数年の活動を経てから、2001年に自身のシルバーアクセサリーブランド「JUSTIN・DAVIS」を発表するのです。ジャスティン・デイビスは、16歳の時にかの「アンディ・ウォーホール」と知り合い、彼のファクトリーに入り浸る生活が続きました。そんな生活は、ジャスティンの感性を研ぎ澄ましていき、その後ファッション業界に入った彼はニューヨークを舞台に活躍するようになります。
元々は、アパレルのデザインをしていたジャスティンが、シルバーアクセサリーの世界に入った時の理由を「アクセサリーのデザインの方が簡単だから、という単純な理由で始めた」と語っています。A&Gで「LION HEART」というブランドを作り上げ、その後「ROYAL ORDER」に転向し、当時のアクセサリー業界では「シルバーアクセサリーにダイヤモンド」という組み合わせはタブーとされていたにも関わらず実行してしまいます。当然まわりからは、様々な非難を浴びましたが、皮肉にもそのモデルが最も高い評価を受けてしまい、関係者を驚かせました。
そして2001年に「JUSTIN・DAVIS」をスタートすると、斬新なモチーフを独特の感性で表現し、多くのファンを魅了していきました。その波紋は著名人にも伝わり「エミネム」やレッド・ホット・チリ・ペッパーの「アンソニー」などの大物が顧客に名を連ねているといいます。

